３日間、大にぎわいだったふろしき体験ブース
「こうべ環境展〜秋の部」に併催された「我が家の環境大臣」イベントに兵庫県の会員４名（正井恵子さん、田中久子さん、水田和子さん、そしてわたし苦瓜）が参加しました。
「我が家の環境大臣」は、全国の家庭でのエコライフの実践を普及させようと環境省が進める事業。ふろしき研究会事務局からの呼びかけで、兵庫県の会員で取り組むことになりました。「発見・体験！エコライフ」のコーナーにブース出展し、風呂敷体験ブースに来られた方に随時ふろしき包みの体験していただいたほか、時間を決めて体験イベントも行いました。 ちょうど連休でもあり、ご家族やグループでの参加が多く、来られる方が重なると対応が大変でした。「まえにテレビでやってたやんか」「この頃、えらい注目されてるやん」と、足を止めた方に、まず「お時間はありますか？」とお伺いし、テーマに合ったふろしき帽子やインスタントバッグ等を中心に体験していただきました。
真結びができない方が多く、ちゃんと結べるようになるまでお教えしました。「私は真結び、よぉせん〜」と拒んでおられた方に、ちゃんと覚えてもらったときは、自然と喜びがこみあげました。
「レストランでウエイトレスのエプロンの紐、縦結びになってたら気になるでぇ」と、こぼす方も。在留ドイツ人も立ち寄られましたが、「戦争で逃げるため、風呂敷みたいな布を使ったから、いいイメージがない」と言いつつも、ふろしきの日本独自の意匠や用途にとても興味を示されました。
体験された方はグループを含め、３日間で延べ１６０人以上でしょうか。 環境省近畿事務所の職員の方も「ふろしき帽子」や「ふろしきポンチョ」を着用し、会場内を歩いてＰＲしてもらったりしたのもありがたかったです。兵庫県の会員が協力し合った三日間。これを機に活動を活発化したいものです。
